9月21~23日BRM921千葉600裏磐梯。3日間天気も良く風も穏やかでブルベとしてはなかなか恵まれていた。ただ、22時スタートの600kmなので2晩走り続け、更に獲得標高5600mとタフなコース設定。結果、36時間22分で何とか完走。6.06時間/100km。長い登り、睡魔、疲労...
リザルトを見るとスタート67人でDNF27人(多い)完走40人。タイムも結構かかっているので皆も苦しかったのでは。
我孫子スタート&裏磐梯コースは初めてでスマホナビ頼り、600kmフルに利用しバッテリーが持つか不安だったが、何とか予備バッテリー2個でまにあった。
今回の走行プランとしては、宿予約は無しで478km辺り「道の駅もてぎ」まで頑張って走り、もてぎで2時間程度の仮眠をと、おぼろげに考えてはいたが...
◆今回新たに調達したのは
・指切りグローブ
スペシャ サイズM(きつめ)でGEL多め 結果正解!。
長距離ではいつも擦れて途中素手になってたが、今回は最後まではめたまま。
又、衝撃、振動で痛くなっていたが、GELが厚く位置が適切でGood。
・パンツ
パール ビブ以外初めて。長距離だとやはり楽。お腹の圧迫もなしでGood。
新パッド&シームレス効果は、衝撃的痛みは無いが股の擦れ痛は相変わらず。
パッドの問題では無いのかも? サドル?
・靴
Spiuk 今年6月には購入していたがブルベでは初めて。S-Worksより自分に合っているかも。
S-Worksより深め(ハイカット気味)なので踵のホールド感が良く引き足が楽に感じる。
◆装備
・ライト前2,後1、ヘルメットライト前1,後1、ベル
・スマホ予備バッテリー2
・ボトル2
・オルトリーブLに輪行袋、アームカバー、レッグウォーマ、電池、ジプロック、チューブ1、携帯工具
◆服装
・指切りグローブ
・上 夏用インナー、半袖ジャージ、朝方アームカバー着用、2日目深夜ウィンドブレーカー着用
・下 パンツ
・反射ベスト
◆以下、記録
19:20 車で自宅出発
20:50 道の駅しょうなん到着
受付&持参のパン1個食べながら準備
21:35 ブリーフィング(交差点確認、峠下り路面荒れてる、携帯不通、居眠り走行注意等)
22:10 車検を受けスタート
我孫子、取手を抜けつくばへ。つくばを抜けるまで信号の関係で隊列が10名になったり
2~3名になったりと色々。早い人に付くと35km/hオーバーだったり、疲れると30km/h巡航で
ゆったり走ったりとPC1までは、人が多くなかなか楽しめる。
01:20 87.7kmPC1セブン益子七井 間食(パン1個、ウィダーin、水0.5L)
15分程度でスタート
01:33 スタート時、
スタッフ撮影 ご苦労様です。
04:40 156.1kmPC2セブン那須関谷 朝食(パスタ、野菜ジュース、水0.5L)20分休憩
薄っすら明るくなってきて、標高も高くなって来たのか寒くなったのでアームカバー着用。
塩原の登り、結構きつい印象。ただ景観が良いので景色を見ながらゆっくりと。
05:21 水がきれいだったので撮影。レンズが曇っててボケボケ。
尾頭トンネル抜け日光に入ると気温が11℃、100m程度下るが寒くてスピードが出せない。
下りきった所でR121と合流。BRM601埼玉600の時に日光、鬼怒川経由で通った道。
栃木-福島の県境、山王峠だが、傾斜がゆるく路面も綺麗で快適。
峠からPC3の約18kmも下り基調で路面もまずまず、信号もないので一気に。
07:14 201.6kmPC3セブン会津田島新町 間食(春巻き、パン、水0.5L)15分休憩。
ここで丁度1/3だが、ここからの登りが凄まじい。BRM601埼玉では会津若松まで下り基調で
楽だったが、このコースは少し遠回りで峠を2つも越える。それも標高1000m級。
08:22 舟鼻峠登り、スタッフ撮影ご苦労様です。
08:44 博士峠登り初めで
スタッフ撮影 ご苦労様です。
ここの登り傾斜が一番きつく感じた。特にロックシェードが2ヶ所あるが、そこの傾斜が特に
きつく、見た目にも構造物があるのでなおさら急傾斜に見える。
10:51 259.9kmPC4ファミマ北会津 昼食(チキン、パン1個、オレンジジュース0.3L、水0.5L)
イートインコーナー(ここはコーナーではなく店舗以上に広い)で
25分程度でスタート
少し走ると会津若松。市街地は丁度お祭りのパレードで車両通行止めとなっていた。
スタッフの方が交渉し何とか通れることになったが、走行はムリで歩道を徒歩で。
広めの歩道も、出店やパレード見学者でごったがえしており、通過するのに一苦労。
12:34 278.0kmセブンで休憩(アイス、オレンジジュース0.5L)
本格的な登り前に休憩&クールダウン。
標高約1000mの登り、激坂と言う訳ではないが、インナーローで永遠に登る感じ。
勾配のきつさは無かったが、汗が目に入って難儀。ヘルメットのインナー額部分がGEL状で
汗をガードしてくれない。以前のSeleveはスポンジパッドだったので問題なかったが。
GEL状の利点(清潔)もあるが、やはり汗をガードできないのは不便。しかたなく
サングラスをはずしこまめに拭うしかなく、坂に集中できない。
流石に疲れたので峠手前で写真休憩。
13:37 磐梯山ゴールドライン峠付近から(標高1150m) 前方左、猪苗代湖
続いて磐梯吾妻レークライン、軽い登りなのだがハンガーノック気味で力が出ない。
15:09 磐梯吾妻レークラインレストハウス手前 前方、秋元湖
15:18 310.1km通過チェックポイント(コーラー、お菓子)
スタッフ撮影 ありがとうございます。もうクタクタな状態。
チェック後、
後ろのシートをお借りし仮眠。賑やかに話し声が聞こえるが、疲れすぎていて
即眠りに。30分仮眠で復活。40分程度で
スタート。
奥にレストハウスがあるのだが閉まっているので仕方なく麓のコンビニまで頑張る。
16:16 磐梯吾妻レークライン 前方、秋元湖
17:27 341.5kmPC5セブン猪苗代白鳥浜 夕食(チキン、肉まん、大福、水2L)30分休憩
ハンガーノック寸前で何とかたどり着いた。PC4から約6時間40分経っているので当然と
言えば当然で、距離、標高や店情報を踏まえ食べ物を常備しないとと反省。
ゆっくり食事しスタート。ここから2回目の夜間走行へ。
しばらく猪苗代湖ほとりを走るが、ここに来て雲行きが怪しく東から(左から)の突風が。
ただ幸いなことに東側は山がガードしてくれて、上空の風の音、木々の音が凄い程度。
空は進行方向左(南東方向)は明るいが、その他上空は厚い雲に覆われている様だ。
雨予報は出てなかったと思うが。(結局、無事通過できたが、1時間後から来た人は
どしゃ降りでコンビニでカッパを購入したとか)
20:38 400.2kmPC6セブン白河女石 間食(パン、ウィダーin、グレープジュース0.2L)15分休憩
ここのルートは今年BRM601埼玉で走ったことがあるので少し安心。
この区間では通過チェックポイントから時々前後した外人さんとまた前後することに。
外人さんはパワーがあって早いのだが道が分からない様で、分かり辛い交差点で
ストップしスマホナビを確認している。「Are you OK?」と声かけると「ダイジョブデス」と
返ってくるので暫く私が先行、その後抜かれての繰返し。
最後、茂木左折ポイントで直進して行ってしまった。
00:53 478.0km道の駅もてぎ(仮眠90分)120分休憩
当初予定通り、もてぎで仮眠。一回りしてベストポジションを探すが、やはり以前も4時間程
利用したトイレ脇の長椅子(表面ビニール地のソファー)が一番快適そう。他は木のベンチ。
自転車はすぐ脇に倒した状態で、靴をゆるめ、目覚まし(バイブのみ)1.5hr後をセットし
ポケットに。即熟睡へ。
目覚ましで目覚めたが、一瞬、何?何処?状態。周りを見てゆっくりと記憶が戻ってくる。
当然、眠いがまだ100km以上残っているので、スタート準備を。
大分冷え込んできたのでウィンドブレーカー着用しスタート。周りを見渡すと、結構な人数が
仮眠をしている様だ。
04:05 500.9kmPC7セブン常北下古内 朝食(手巻寿司、おにぎり、ウィダーin、お茶0.4L、水1L)
到着時、
スタッフ撮影 ご苦労様です。今回は随分と撮影して頂いた。
20分程度でスタート
残り平地のみであれば、何とか惰性で行けるのだが、このコースはわざわざ筑波山に
寄り道しなければならない。以前に茂木600kmで不動峠は経験済みだが、風返し峠は
初めて。不動峠はいつの間にか頂上?の感じで楽だった印象が、風返し峠は別格?
インナーロー張付きできつい所はダンシングで何とか。540km走った後なので仕方ないが。
不動峠からの下りは路面悪く、かつ落葉も多いので徐行。地元?のローダーなのか
2~3グループが結構な勢いで登ってくる。挨拶すると皆さん元気に返答が、実業団の様。
10:32 602.5kmFinish
完走確認、サインし完了
カレーとあんみつを頂く、ここでも
スタッフ撮影。
10:55 スタッフにお礼を告げ車へ
自転車を片付け道の駅でお土産をチェックするが野菜、果物しかないのであきらめる
11:40 道の駅しょうなんを後に
12:55 あまりの睡魔で危険なので市原Pで仮眠40分
14:10 自宅着